Baptiste Bassot
経営管理クラウドでKPIマネジメントを実現!上場企業の識学が、売上予測の精度向上に向けたプロジェクトをスタート
1,800社以上への組織コンサルティング実績を持つ株式会社識学(本社:東京都品川区、代表取締役社長:安藤 広大、以下 識学)が、売上予測を行うための重要指標となるKPIを経営管理クラウド上に実装し、リアルタイムに売上予測を行えるようになるだけでなく、売上予測の増減理由をKPIに基づき迅速に分析可能となる基盤を作り、上場企業として目標達成のプロセスを強化するプロジェクトを2020年10月よりスタートさせました。 売上のKPI(Key Performance Indicator)管理を行うにあたり、今後は経営管理クラウドと営業支援クラウドをデータ連携させることで、営業現場が更新する最新の商談見込み情報が、経営企画部が管理する会社全体の業績予測と連動する仕組みの構築も予定しております。
◆経営管理クラウドでKPI管理を行う背景 期初に立てた年間の目標数値の進捗管理や、目標を達成するための戦略立案を行うのが、企業の経営企画部で行われる一般的な経営管理の業務です。 経営企画部が会社全体の予算を達成をするための進捗を確認するだけでなく、営業現場のメンバーが目標達成に向け行動量が足りているかどうか自身でチェックができる仕組みを作る目的で、多くの企業が行っているのがKPI(Key Performance Indicator)という指標の導入です。 しかし、行動量の実績管理は容易ではありません。 なぜなら、KPIの実績が会計システムなどに存在しないだけではなく、チームごとの数値を毎週管理しようとすると、スプレッドシートの数が膨大になり、本社部門に莫大な運用負荷がかかるからです。 企業へのマネジメントコンサルティングサービスや、サブスクリプション型のビジネスモデルとなるSaaSのクラウドサービス販売など、複数の事業を展開している識学様も、以前より経営管理の業務負荷軽減、および戦略立案業務の強化に向けた仕組み化を検討しておりました。 ◆経営管理クラウドで、業績予測とKPIをリアルタイム管理へ そこで、経営管理クラウドであるWorkday Adaptive Planning(提供元:ワークデイ株式会社 ※旧製品名:AdaptiveInights)内に、KPIを管理する仕組みの構築プロジェクトを2020年10月よりスタートいたしました。 これまでスプレッドシートで行っていたKPI管理をクラウド上で実装することで、以下の効果の実現を目指しております。 ✓ KPIをクラウド上でバージョン(履歴)管理することで、目標達成に向けた予実管理がリアルタイムで管理できるようになる ✓ 現在の進捗管理だけでなく、将来の売上予測のシミュレーションを早期に行えるようになり、ビジネスへの戦略立案、実行、チェックのサイクルを速める ✓ 売上予測の管理強化により、上場企業としての目標達成の精度を上げ、ステークホルダーへの信頼性を高める マネジメントコンサルティングサービスである「識学」の毎月の契約社数に加え、関連サービスのプラットフォームサービス(「識学基本サービス」「識学会員」「識学クラウド」)の売上予測を経営管理クラウドで運用していく予定です。 ◆今後の経営管理クラウドを使った拡張プラン 今回のプロジェクトではKPI管理の実装がメインとなりますが、今後はKPI管理に関連した商談データを営業支援システムと連携し、売上予測管理のより一層の効率化を図るプロジェクトや、グループ会社の損益管理を集約する連結業績管理のプロジェクトを予定しており、更なるグループ経営の強化を予定しております。

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