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  • Shearwater マーケティングチーム

ERPのキャッシュマネジメントを解説


erp キャッシュ cf

【記事の概要】


キャッシュフロー(CF:cash flow:現金の流れ)の予測管理はとても重要です。しかし、多くのシステムに標準で搭載されているわけではないため、結局、ある程度バックオフィス系の仕事が落ち着く、月末や四半期、決算などの区切りの良いタイミングでしか把握できないことがあります。


適切かつ柔軟に経営判断できるようにするためにも、キャッシュフローの予測が実現できればどのような利点があるのか理解し、具体的にどのような機能が必要か把握しておきましょう。


今回は当社Shearwater JapanがYoutubeにアップし、公開した「ネットスイートでキャッシュフロー(CF)の予測管理( https://youtu.be/rBLXA4rpEAk )」の動画を元に、キャッシュフローの予測管理の重要性や必要な機能について解説します。



クラウドERPのNetSuiteとは


NetSuiteはOracleが開発したWebベース・クラウド型のERP(Enterprise Resources Planning:企業資源計画)システムです。企業活動における各業務、販売・購買・在庫・財務会計・顧客管理(CRM:Customer Relationship Management)・電子商取引(EC:Electronic Commerce)など、ほとんどの業務アプリケーションが組み込まれています。


1つのデータベースと統一されたUIを備えているため、部門や部署、国内と海外、本社と子会社などの間に生じるデータの形式や情報の整合性を調整する作業は発生しにくく、リアルタイムなデータの共有と可視化を実現しています。


NetSuiteは日本を含めた世界160カ国以上、40,000社を越える企業への導入実績があります。当社Shearwater JapanはOracleの販売パートナーとして、販売・導入・運用からカスタマイズを承っており、NetSuiteにキャッシュ・フロー フォーキャストを実装できるアドオンの導入についても対応可能です。



キャッシュフロー(CF)の予測が必要な理由


キャッシュフロー(CF)とは、簡単に説明すると企業活動における「現金の流れ」であり、いくらお金が入ってきて、いくらお金が出て行くのか、という情報です。キャッシュフローが明確でないと、仕入れや投資の判断が迅速に行えなかったり、赤字になるのに無駄な仕入れや投資をしてしまったりと、健全で安定的な経営ができません。


フォーキャストとは、「予測」という意味であり、キャッシュフローフォーキャストは「現金の流れの予測」という考え方や仕組みといえます。



キャッシュフロー予測は、経営に必要なツール・仕組みとしても重要です。なぜなら、キャッシュのポジションの把握、銀行との調整への活用、購入計画などに利用できる現金の流れが予測できるになるため、柔軟かつ流動的に経営判断をしつつ反映できるからです。


しかし、基幹システムや会計システムにはキャッシュフローの予測機能が備わっていないことが多いのも事実です。ERPも含めてバックオフィス系・管理系のシステムは、確実なデータである売掛・買掛の管理などには特化していても、予測という曖昧で不確実なデータの取扱いには向いていないのが理由といえます。


前述したように、当社Shearwater Japanであれば、NetSuiteにアドオンとしてキャッシュフロー予測機能の実装に対応しておりますので、既にNetSuiteを導入している、もしくはキャッシュフロー予測を導入したいと言う場合はご相談ください。



CF予測に必要な機能


NetSuiteでCF予測の実装に必要とする機能、拡張機能として「SuiteBuilder・Workflows・Scripts」「外部ツール・システム・オンラインサービスと連携」「無償・有償の独自アプリ・Suiteapp.com・公式アプリストア」があります。


どの仕組み、機能においてもお客様独自の業務要件を実装するための技術・ノウハウがありますので、細かな部分までカスタマイズ可能、実務の現場から経営層まで扱いやすく、フィットしやすいシステム構築が可能です。


キャッシュ・フロー フォーキャスト(CF予測)の実現イメージについては、動画の「CF予測の実現イメージ( https://www.youtube.com/watch?v=rBLXA4rpEAk&t=655s )」のチャプターにて、デモ画面を確認できますので、合わせてご視聴ください。



ERPだけでは運用できないケース


NetSuiteにアドオンでキャッシュフロー予測を実装した場合、金額がすぐに確定し、入金や出金がほぼ確実な現金の流れにおける短期の予測は可能ですが、1年先など長期、見込みや未確定、実契約でな現金の流れの予測は難しいです。


言い換えれば、ERPは確定した数字(ほぼ変動しない数字)による予測はできても、原材料や為替、単価の変更などの変動する数字が含まれると予測できない、もしくは予測できても精度が低い、信頼性に欠ける数字しか出力できないともいえます。


ただし、NetSuiteであれば、アドオンによる短期的なキャッシュフロー予測とともに、CPM(Corporate Performance Management:予算管理・予実管理)であるWorkday Adaptive Planningとの連携によって解決できます。ERPとCPMを組み合わせると、より精度の高い予測によって経営判断しやすくなりますので、キャッシュフロー予測を着実に活用したい場合は組み合わせての導入・運用をおすすめします。



まとめ:Shearwater Japan&NetSuiteならアドオンでCF予測を実装可能!


今回は当社Shearwater JapanがYoutubeにアップし、公開した「ネットスイートでキャッシュフロー(CF)の予測管理( https://youtu.be/rBLXA4rpEAk )」の動画を元に、キャッシュフローの予測管理の重要性や必要な機能について解説しました。


キャッシュ・フロー フォーキャストが実現できれば、直近および短期での事業計画の変更や柔軟な設備投資が可能になります。使えるお金かどうかわからないまま寝かせておくよりも、有効に現金を扱えるということです。


当社Shearwater Japanであれば、NetSuiteにアドオンでCF予測を実装可能ですので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございました。


この記事がキャッシュフローの予測管理の必要性や実現のためにどんな機能が必要か知りたかった方のお役に立てれば幸いです。




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