- ono8931
ERPの分析機能について詳しく解説

【本記事の概要】
ERP(Enterprise Resources Planning:企業資源計画)システムは、業務の効率化・最適化・自動化を実現し、同時にアナログなやり方では可視化や蓄積できなかった情報:データを集約する仕組みを備えています。
蓄積したデータを活用し、新しい商品やサービスの開発、新しい収益源の創出につなげるには「データを分析すること」が重要であり、クラウドERP「NetSuite」であれば適切にデータを取り出し、正確かつリアルタイムに表示することが可能です。
今回は当社Shearwater JapanがYoutubeにアップし、公開した「NetSuite分析機能( https://youtu.be/f46kwb_1nmQ )」の動画を元に、クラウドERP「NetSuite」の概要やNetSuiteのAnalyticsについて解説します。
クラウドERP NetSuiteとは
クラウドERP「NetSuite」とは、企業や組織として事業活動する際の業務アプリケーションを網羅的に備えたシステムであり、クラウドベースでいつでも、どこからでも、国や言語を越えても一元的な管理を可能とするソリューションです。
日本を含めた世界160カ国以上で40,000社を越える企業に採用され、蓄積された実績やノウハウを元に数多くの企業の業務プロセスを改善し、業績の向上に貢献、さらには海外展開における課題や問題を解決し、成長力の向上にもポジティブな影響を与えてきました。
実際に海外展開を成功させた事例も数多くあり、海外の言語・税制・法律・為替などの違いや問題に悩むことなく、正確で信頼性の高いデータをリアルタイムに統合できることから、経営や管理に要していた労力・時間の大幅な削減も成功しています。
今回はNetSuiteの分析機能にフォーカスし、どのような形で可視化されるのか、そしてERPにおける分析の必要性について知っていただく記事となります。
クラウドERPの分析機能の全体像
NetSuiteは部門や部署、本社や支社、国内と国外の業務で日々入力され、蓄積されていく情報:データを1つのデータベースで一元的に集約しています。そしてマスタ・データをデータセットとしてまとめて、さらにワークブックという扱いやすい形に成形し、テーブル・ピボット・グラフなどの任意の形式で出力できるようにする仕組みです。
単に数字で表示するだけでなく、視覚的にわかりやすいフォーマットで表示できること、表示するためのUIもわかりやすく、直感的に操作できることから、経営・管理・実務の現場など、様々な場所で快適にデータの閲覧と分析ができます。
ノンプログラミングでドラッグ&ドロップで表示の調整が可能であり、役職や担当、本社や支社など、それぞれ異なる立場や場所で、それぞれが必要とする情報をアウトプットできることから、確定した正確なデータの共有が進み、個々のKGIやKPIの達成への意識も高まります。
NetSuiteによる操作イメージ、分析機能のデモ画面については「NetSuiteによる操作イメージ( https://www.youtube.com/watch?v=f46kwb_1nmQ&t=799s )」で、実際の操作画面を確認できますので、お時間のある時にぜひともご視聴ください。
NetSuite Analytics:データウェアハウスによる高度な分析
NetSuiteに標準で搭載されている分析機能の他に、「NetSuite Analytics:データウェアハウス」という外部データの接続も可能になる有料オプションがあります。標準の分析機能で表示される情報にプラスして、外部プラットフォーム・SNS・オンラインサービスなどで個々に蓄積されるデータも利用できるため、広告効果の実測や販売チャネルの有効性の分析に役立てることが可能です。
例えばGoogleの広告経由なのか、SNSの投稿数に対してどれだけ結果につながっているのかなど、スタート地点であるユーザーとのタッチポイント:接点から、ゴールである売上につながるのはどの導線なのか、もしくは広告のコストパフォーマンスは見合っているのかを把握しやすくなります。
ERPでできないこと
ERPは基本的に実績や過去のデータ、現在のデータ確定した情報を蓄積して、各担当の業務をスムーズに連携して業務の効率化やデータの可視化をする仕組みです。そのため、未来の予測やモデルを立てて想定するというような、曖昧で不確定なデータを出力することは、少々苦手です。
もちろん、過去のデータを元に経営陣や管理職、実務担当者が経験やノウハウから予測を立てることで補完できますが、すべての局面で経験やノウハウ、ある意味「勘」に任せていてはいずれ大きな損害を生む可能性もあります。
これらの課題はNetSuiteとCPM(Corporate Performance Management:予算管理・予実管理)を組み合わせることで解決されます。NetSuiteは Adaptiveの提供するCPMであるworkdayと連携できるため、NetSuiteで蓄積された正確なデータを元に予算管理および予実管理も実現できるということです。
まとめ:ERPの分析機能の重要性を理解して、必要な情報を得られるシステムを選ぼう
今回は当社Shearwater JapanがYoutubeにアップし、公開した「NetSuite分析機能の動画( https://youtu.be/f46kwb_1nmQ )」の動画を元に、クラウドERP「NetSuite」の概要やNetSuiteのAnalyticsについて解説しました。
ERPに蓄積されていく情報は企業や組織における大切な情報資産、すなわち「ビックデータ」と言えます。ビックデータを最大限に有効活用するには、クラウドERP「NetSuite」の分析機能のように、必要とするデータを、必要とするタイミングで、簡単に表示や取り出せる仕組みが必須です。
情報資産:ビックデータを活用したい、リアルタイムに正確な情報:データを可視化・分析するシステムが必要だとお考えであれば、ぜひともこの機会に当社Shearwater Japanを通じてクラウドERP「NetSuite」の導入を前向きにご検討ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がERPにおける分析の重要性、そしてNetSuiteのAnalyticsについて知りたかった方のお役に立てれば幸いです。
その他 お知らせ>>
上場企業の事例集を入手したい方はこちら↓
https://www.shearwaterjapan.com/ressources